東京の人 前後篇

(C)1956 日活
島木俊三は出版事業建直しの金策に失敗して東京に帰って来た。俊三の家には、朝子、清の二人の子を持つ未亡人で、宝石販売員の白井敬子がいた。戦後、妻を失い一人娘の弓子を男手一つで育てて来た俊三と敬子は結ばれていた。朝子は新劇の女優で、同僚の小山の子を宿したが、小山の言葉で中絶の手術を受けた。本当は母親になりたかったのだが…。

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